「漫画家、パーキンソン病になる。」の感想

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島津郷子さんの漫画「漫画家、パーキンソン病になる。」がかなり考えさせられる内容だったので、自分なりの感想をまとめています。島津郷子さんは、YOUという雑誌でナース・ステーションを連載されていた方です。ばっちり覚えていますよ😆!島津さんは2001年ころから体調を崩されていて、人間ドックなどへいったけど原因がわからず、いろいろと医者にかかったりした結果、パーキソン病の診断を受けたとのこと。以下、読みながらの感想です。

プロローグ

大学病院への紹介状をもらい、いざ診察。窓口では整形外科にいく、と思いきや神経内科にいくこととなります。脳からくる病気なの!?とショックを受けます😭そうですよね。私も神経系だとちょっと、かなりいろいろと考えちゃいます。で、若いお医者さんの診察で、右手のひらと左手のひらを交互に上に、膝の上をとんとんと。これ、認知機能に問題が生じていると難しいらしいですね。MRIの予約と薬の処方があったらしいですが、この薬が島津さんをとんでもない以上への巻き込むらしいです。えええ😫パーキンソン病には御法度の薬だったんだとか。うつとか諸々の症状が出てしまったようです。

そもそもパーキンソン病とは、脳内の神経変性疾患の一つで、進行性の難病。日本には1000人に1人いる病気なんだとか。このパーキンソンさんが見つけたパーキンソン病、症状は

・安静時の振戦(手足の震え)
・筋強剛
・動作緩慢
・仮面用願望
「匂い」の低下

進行性のため動けなくなり、最終的には寝たきりになってしまうとのこと😱

1話 異変

島津さんは、現在パーキンソン病発症11年経過なんだそうです。手術も行いリハビリに励んでいるようです。ST(スピーチテラピー)は受けていますが、声は失われて今は筆談で会話しているんだとか。そこに至るまでの過程が漫画にされます。きっとここまでに考えられないくらいの葛藤があったんだと思います。😭島津さんの生き抜く力、表現力に脱帽です。

最初の処方から一か月、薬を飲み続けた島津さんは体調が悪くなる一方だったそうです。知り合いからは自立神経失調症(うつ)だよと言われてしまいます。胃カメラでは慢性胃炎とのことです。その後、久里浜のマンションで一週間を過ごすことにしますが、極度の対人恐怖症の中だれかが訪ねてきます。漫画家友人でした。でもそんな漫画家の友人にも挙動不審になっちゃうような、震えが止まらない。漫画家友人が、父のパーキンソン病の症状と似ている、と気づきます。翌朝、体調が急激に悪化。高熱が出たそうです。つらい😭外へ飛び出したくなる症状など、かなりヤバい症状が出ています。どうやら神経内科で出された薬と、胃カメラを飲むときにもらった精神安定剤や麻酔などが、やめたり抜けたりで、一気にうつ状態になったのでは、と推測しています。自分で分析し、精神科に行くことを決意しました。