ミノキシジルについて徹底解説

きょうは、育毛剤や発毛剤によく含まれているミノキシジル(minoxidil)について解説していきます。むずかしい化学系の記事ですが・・・いっぱい勉強して書きました🤭

偶然生まれた発毛剤

ミノキシジルは、元々血管を拡張させて血圧を下げる降圧剤としてアップジョン社(その後ファイザーに統合された)が製造、販売を開始しました。服用した方に多毛症の症状が現れたため、その後発毛剤として再製品化されるにいたりました。(なので、じつは発毛の細かいメカニズムはわかっていなかったりするのです😅)

ミノキシジルの発毛メカニズム

ミノキシジルは、脱毛、発毛の毛サイクルを正常化することで発毛を促す効果があると言われています。毛サイクルは正確には成長期、退行期、休止期の繰り返しで、髪の毛だと成長期が2年から6年あると言われています(だから長髪など可能、かつ個人差がある)。薄毛の人はこの毛サイクルがおかしくなってて、数ヶ月程度で抜けてしまう、と。ミノキシジルを使うことでこの毛サイクルが正常化します。毛根が死んでしまった箇所には効果がないので、頭頂部などの薄毛形ハゲに効果があると言われています(逆に、M字ハゲには効果が薄いとも)。ただし、服用して初めのうちは脱毛期と呼ばれる、毛サイクル正常化のための抜け毛が増えるので、一瞬焦ってしまうかもしれませんね。

より詳しく説明すると、男性ホルモンであるテストステロンが、DHT(ジヒドロテストステロン)に変換されると、AGA(男性型脱毛症)の原因となってしまいます。なお、DHTの生成には5α-リダクターゼ(5α還元酵素)が関わっています。プロペシアやザガーロは、この 5α-リダクターゼ の働きを阻害しますが、ミノキシジルは細胞活性によって毛サイクルを正常化することで発毛を促します(なので詳しいメカニズムわかっていない)。なお、AGAの聴講であるホルモンバランスの崩れに対しては、ホルモン調査キットなどがインターネットで販売されているようです。

ミノキシジルの入手方法

ミノキシジルは、外用薬(塗布薬)であれば、薬局やドラッグストアで購入することができます。ただし、第一類の医薬品なので、薬剤師の方が居る時間帯でないと購入できません。リアップやスカルプDの一部商品などが、ミノキシジルを含んだ商品です。なお、内服薬は国の認可が降りておりませんので、AGAの専門医がインフォームドコンセントを行った上で処方することになります。プロペシアやザガーロも同じく薄毛の治療薬ですが、 プロペシアやザガーロは処方箋治療薬ですので、それに比べて入手しやすいですね。

ミノキシジルの副作用

ミノキシジルの外用薬は副作用として、塗布部のかゆみや、炎症が起きる可能性があります。痒みが出てしまえばかいてしまい、それがきっかけで炎症が起きる可能性もあり、薄毛につながってしまうので副作用が出る場合は無理に使用せず、使用をやめましょう。なお、ミノキシジルの服用薬、通称ミノタブ(ミノキシジルタブレット)は、重篤な副作用がありますので、絶対に医師の指導を守って正しい用法、容量で服用しましょう。

ミノキシジルの副作用
塗布部の炎症やニキビなどお肌のトラブル
手・足・顔のむくみ(浮腫、といいます)
血圧が低下したことによる貧血
また、初期脱毛や、性的不能といったあまり聞かない副作用もあります

ミノキシジルの化学式

おまけです。ミノキシジルの化学式はC9H15N5Oですよ🙄本当はベンゼン環の絵なんかも描きたかったんですが、きちんと勉強しないと専門の方に申し訳ないな、ということで描きませんでした。私は語呂合わせで「シックな越ー後んごお」と覚えましたが、複雑なやつは構造で覚えるのが正しいんでしょうね😅

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