サイコパストの全話感想

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マンガ「サイコ×パスト」猟奇殺人潜入捜査の感想です。そういえば広告の「なんで母乳がでんのや!」のせいでサイコパストじゃなくてサイコバストだと思っている人がいるってTwitterで見ましたワラ🤣

アプリ

シーモアの広告が多いですが、じつは無料漫画アプリのマンガBANGで読むことができます。変なサイトでrawを探すよりもアプリの方がいいですよ!

感想

すこしだけネタバレすると、特殊能力を持った刑事VSシリアルキラーって感じなので、サイコメトラーEIJI なんかにハマった人はきっと好きになると思う😆

Case1「邂逅」過去に戻る俺、現れたのは乳房に身を包んだ男

地下室に監禁された下着姿の女性二人。ドアを開けて入ってきたのは、キノコのようなシルエットの怪人?あの男の言ったことは本当だった。舞台は変わり、女性を拘束してビデオを撮影している連中のところに、男が踏み込む。銃を突きつけたところでやり過ぎだ、と同僚の刑事に止められる。

男の名は五代一哲、捜査一課の刑事だ。妹は五代四葉(ごだいよつは)高校二年生。ある日、五代は辞令で捜査一課から操作第五課への異動を命じられる。そこで出会ったのはマスクをかぶった謎の金髪イケメン、飛高紫苑(ひだかしおん)、五課の課長。

彼はホワイトボードを引っ張り出し五代に問題を出す。ホワイトボードに貼られている写真の人物たちを知っているかと。写真の人物はエドワード・ゲイン、ヘンリー・リー・ルーカス、アンドレイ・チカチロ、いわゆるシリアルキラーばかり。

飛高は超能力の力を使って、過去に飛び事件を解決してくれないかと五代の頼む。目覚めると冒頭のシーン。地下室。縛られた手首。そして現れる兵庫乳房切除連続殺人事件の犯人、伊崎良信(いざきよしのぶ)

Case1を読んだ感想として、ええ!?これアメリカの方のシリアルキラーは実話だとしても、日本の方は実話じゃないですよね(まあ遺族かたもいるし実話なら絶対に漫画化できないと思います)だってこの犯人の恰好ぶっとんで以上過ぎて。これが本当ならもっとニュースとかになってますもんね。よし、じゃあ安心して読める!こんな奴は本当はいないんだ(と思って安心したい)

Case2「震撼」まだ出ん!なんで一滴も母乳が出んのや!

色んな意味で震撼する第2話です。

五代の抵抗もむなしくとなりで惨殺されてしまう少女。それでも気を奮い立たせて凶行を止めようとするが、殴られて気を失う。再び気づいたときには、沢田純子は・・助けられなかった!

次に連れられてきたのが西野菜々美。彼女はこの事件の唯一の生存者。彼女が連れてこられたのが1995年1月16日、その翌日1月17日は阪神淡路大震災でした。慌てて母乳製造機のチェックに来る伊崎。以上は無いけど、母乳が出ないことに絶望し、まだ出ん・・・なんで一滴も母乳が出んのや!と叫ぶ。

3日以内に母乳が出なければ用済みだと切り捨てられるハルカ。でも勝利を確信している中の人(五代)ポイントは、地震で閉まらなくなったドアと弱くなった天井の金具。自然崩壊を待たずに、自力で金具を外して逃げ出す菜々美とハルカ。伊崎のいない今のうちに逃げようとするのだが、灯の付いた部屋で衝撃の人物と出会う(伊崎ではありません)そして驚く彼女たちの後ろから現れたのは・・

Case2の感想としては色々と見どころあるんですが、やっぱり一番はなんで一滴も母乳が出んのや!のシーンですね。それからマンガBANG で無料版を読んでいるとに注目してほしいのが、最後に伊崎が登場したときの「何してるん?」のシーンなんですが、大事なところに修正が入ってるんですよ!で、このとき伊崎の目も光ってるんですね。そこと目が光るんかーい!って2度見る、3度見るしちゃいましたよ

Case3「逃走」

ドアのつっかえとして使っていたのは本棚だけではなくてママの亡骸。犯人の伊崎はこのことに激昂し、二人とも母乳じゃなくてもう殺処分だと決定します。いや、どっちもいややろ。

一方外に出た二人は頂上の展望台を目指す。裸足で歩いていたので足の裏は血が出ており限界に近い。そこに現れたのが犯人、ではなく菜々美の恋人のナオヤ。ポケベルでSOSを受けて助けに来た。でもナオヤと一緒に助けに来てくれた紳士は、伊崎だった

Case4「最愛」

ナオヤが伊崎に刺されてしまった!ハルカは、自らの正体が未来から来た刑事の「五代一哲」だと明かして伊崎の動揺を誘う。そして義信にとって母乳は癒しではなくてトラウマであり、それを生み出す胸は嫌悪の対象だろうと看過してそれを指摘。さらには良信が本当に殺したかったのは実の母親であろうことも解き明かした。スキをついて良信の首を絞め落とそうとしたが、反撃にあい逆に首を絞められてしまった。

Case4の感想です。伊崎はハルカをママだと幻視しているし、もう止まりそうにないです。もともとハルカの非力では伊崎を止めることはできない。すべての謎を解いてあと少し、というところですがナオヤも刺されて倒れているし、ここからどう反撃するかワクワクしますね。やっぱり逃げ出してくれた菜々美が何らかのサポートをしてくれると期待します!伊崎は、父も去り、最愛の母親も自ら死を選びといいことなかったわけですが、犯罪だけは絶対に間違っている😤

Case5「改変」

良信に首を絞められてそこまでかと思われたとき、菜々美の通報で駆け付けた警官が良信を確保した。そのまま五代の意識は現代に戻って来る。気が付くと可愛いパジャマに身を包みドーナッツをかじっていた。でもどうやらここは捜査五課だと気づく。

そして過去が改変された結果としての未来(つまり現代)も書き換わり、伊崎良信は死刑ではなく無期懲役となった。また、村上ハルカは無事に生存できたらしい。そして飛高(ひだか)と神戸刑務所に収監されている伊崎良信に会いに行く。すっかり変わり果ててるけど、いまだに母親の亡霊に憑りつかれている。あと、飛高がハルカの父である元兵庫県警本部長の村上春臣となにやら密談?あやしいですね

Case5の感想ですが、まず戻ってきた五代の格好が可愛すぎる。ハムスターかな。でもひげ面なんですよね。あとCase5no扉絵って、ハルカが腕を振りかぶっているところに五代の絵を重ねてて、おお伊崎に反撃するのか、殴るんやな!って思ったらあっさり警察に拘束されてて、殴らんのかーい!って思いました。そして、そのあと独房の伊崎とあうから、殴るんやな!って思ったらドスと睨みを聞かせるだけで殴らんのかーい!って思いました。そしてそして、そのあと飛高(せいかくには壁)に思いっきりパンチしてて、ここで殴るんかーい!って思って爆笑しました

Case6「少年」次の舞台は病院、そしては俺は少年になった

次のターゲットは彩門病院(さいもんびょういん)連続ベクロニウム中毒死の舞城静華(まいじょうしずか)女性の凶悪犯もいるんですね。被害者は50人以上。それらをすべて頭に入れて、さっそく過去に戻る五代。目覚めたら少年でしたね。そしていきなり舞城が登場。

憑依先は日野翔太9歳。唯一の子ども犠牲者。その後さっそく犠牲者が出る。どうやらベクロニウム以外の症状らしく、なんだか認識ズレがありそう。

そして、同じく犠牲者(最後の犠牲者)の赤江はるから声をかけられる。その後、舞城と院長に特別な関係がありそう、というところまでつきとめる。舞城の犯行現場を何とかゲームカメラに収めたけど、舞城に目をつけられている!

Case6の感想として、次は少年ですか。なるほど一筋縄ではいかないってことですねー。それにしても舞城が怪しすぎて証拠もバンバン残すし、めっちゃ違和感あります。というかぶっちゃけある人物が犯人なんじゃないかと疑っているんですよね。ほらよく言うじゃないですか。真犯人が死んだあとは犯行が止まるって。何が怪しいって、50人もバレずに逃げおおせたのに、なんで時計なんてあからさま証拠を握られちゃったのよってところですね。まあこれが地道な捜査により判明した、とかならよかったんですが。うーん、でもまだわからないけどさらに第三者が出てくる可能性はありますね。

Case7「疑念」

なんと、結局また犠牲者が出てしまった。でも五代が犯行を止めたと思ったじいさんも亡くなったらしい。ってことは真犯人が他にいる説が説得力を持ちますね。あと、院長は怪しすぎる。怪しすぎるのでパス。

同じ病室の女の子の助けを借りてゲーム機カメラを取り返した。でもまだ倉庫には誰かがいた?それから女の子が襲われて気絶。犯人を追った先には・・はる婆さん。いやこれはもう確定なのでは。そしてすべての謎が解けた五代は夜の病室に張り込み、真犯人と対面!

Case7の感想としては、やっぱり!ってのが一番大きいんですけど、この巻では病院編は完結しないみたいですね。それにしても、犯行しているときの犯人、普段と全然違うというか目がランランとしてて怖いのよー😭あと、一般人だと思うけど女の子を失神させた薬とか、普通に使ってる劇薬とか、怖すぎる。こんな人が一般に紛れ込んでいるのかーって。

Case8「救済」

 ついに3巻、目がらんらんとしたおばあちゃんこわいよー。で、とつぜん綺麗な顔になって何の話だいとすっとぼけるハルばあさん。あ、2巻で五代が気づいたのは、舞城と赤江では足音がちがうってことらしい。舞城が歩くときはキュッキュと音が鳴っていたみたい。そしてこの赤江はる、製薬会社に勤めていたという裏設定がありました。

それを聞いたおばあちゃん、また目がらんらんとしてあんたは本当に翔太君かい?って聞いてくる。にちゃあっとした笑顔、怖い。ナースコールをかけようとしたら怪力で阻止された!

 その後、犯人の犯行の自白をしっかりとゲーム機に録音した五代(翔太)、すきをついて逃げようとしたら目のまえにばあさんが立ちはだかる!ってスライディングですり抜けるなら今の近道使った展開要る?って思っちゃいました🤣この後の病院でワンオペすんなよ!とか、おばあさんの投げ方が独特だったりとか面白いです。

Case9「継承」

 人質に取られて絶体絶命の五代。そして舞城も犯人が誰だったかを理解する。五代を解放する交換条件は五代の命!というところでまさかあんな方法で脱出するなんてびっくりしました。あと、最終的にまた犯人に正体を明かす五代だけど、それを聞いたばあさん気になること言ってました「あんたにもそんな能力が」って。え、時間旅行みたいなの出来る人が他にもいるってこと。

 Case9を読んだ感想として、これはもう飛高が怪しいってことは疑いようがないですね。伊崎の事件は村上元本部長との接触の為、そして赤江の一件は劇薬を手にするため。でもそうなると、五代にひかせるカードは飛高がある程度決めているのかもしれない(超能力者か、マジシャンならそれは可能っぽい)そしてあらかじめ過去の事件の真相を知っているってことになる。じょじょに飛高の正体も明らかになるんだろうけど、ワクワクが止まらない。

Case10「何者」

 あ、秘密の隠し部屋かと思ったけど、あっさりこの部屋の名前とか中身をばらす飛高。演技?わざと?侮れない。それから、村上ハルカの父である元兵庫県警本部長のことも、ハルカの将来を心配してやり取りしてただけだと返す。これは予め用意していたようなスムーズな回答ですね。あと、今回の件の犯人について。最初から分かっていたのかという五代に、え?犯人変わっちゃったの、うそー、みたいな反応。猿芝居。

 これは全然読めないわ😫五代も追及諦めちゃいましたね。あと、悪魔のように顔をゆがめて笑う飛高の後にかわいい妹ちゃんの満面の笑みが挟まったからめっちゃびっくりしました。という過去の展開だと妹ちゃんが被害にあう予兆に感じちゃうからやめてー。

 あと、改変後の現代を探っていると突然後ろから銃を突きつけられる五代。ってことはこれは組織ぐるみの何かを行っているってことですよね。うーん。総理大臣のすげ替えとか、日本転覆とか、そういうレベルでならありそうだけど、でも飛高の彼らの心理が知りたい!みたいなサイコパスっぽい語りも本物だと思うんですよね。だいたいこういうのって同じ組織と見せかけて、最終的には飛高はやっぱり正義、みたいな展開が多かったりするのでまだ油断できないです。次のターゲットは幸坂潤之助(こうさかじゅんのすけ)、洗脳の傀儡子です。

 洗脳、家族同士って聞くとやっぱり北九州の事件ですよね。うートラウマだわ。

Case11「未知」今度の犯人はマジでやばい

 今回も被害者の一人・・かと思ったら全然知らない先生になっているし、ターゲットは生徒。どうやら2011年の事件当時じゃなくて、1986年にタイムスリップしたみたいです。おお、この展開すっごい面白いです。

 まず1話目の伊崎の事件は、ストレートにシステムの説明というか、過去に戻れる、改変できるみたいな説明でした。で、そのネタで何度か繰り返すのかと思ったら、2つ目の事件ではすでに真犯人は別にいた、みたいな展開であらかじめ知っていた犯人の情報が役に立たなくなっちゃいましたよね。

 で、この3つ目の事件は年代が15年も離れているっていう。これだと時代背景とかそういったところも全然違ってきますよね。つまり、また五代の準備を空振りさせられた形。しかも、飛高はこの展開をわかってやっている可能性がある。飛高の怪しさもそうなんですが、めちゃくちゃプロット練られている感じがして楽しみです。

 さて、ストーリーに話を戻すとようやくじつは知られていない事件があって、この高校教師も幸坂の被害者なのでは、というところにたどり着きましたね。情報を集めようとするも、協力者から被害者が出てしまい。これは幸坂が自分をロックオンしたことに五代も気づいたでしょうから、すぐにはやられないと思うけど、緊張でぞわりとしますね。

 3巻まで読んだ感想としては途中にも書きましたがストーリーがめちゃくちゃ面白いので、4巻、5巻と続けて購入したいです。後、いくつかの謎が気になりますね

五代の謎

 五代自身が特殊な能力を持っているのかどうか、というところですね。今のところはシリアルキラーに詳しいから目をつけられた、みたいな設定ですが、彼自身も過去にその被害に遭っているわけなので、しかもありえないくらい猟奇的な事件でしたから、五代の過去にはなんらか飛高に選ばれた因縁というか秘密が存在している可能性が高いです。あと、残念なことに妹さんは一度はなにか事件に巻き込まれそうです。それから何者かに監視されていて、改変された現代について探ってはいけないことになっているっぽいですよね(逆に言えば、秘密に気づけるポジションにいるってことですね)

飛高の正体

飛高が何かを隠しているのは間違いないです。まず超能力を使えるという時点で普通の人とは違うのですが、五代の前でおちゃらけて演技していることから、明らかに何か目的があって活動している、しかもそれが五代に怪しまれてもいいと思っているわけですから敵ならばかなりの知能犯、手ごわい相手となりそうです。一方で、途中にも書きましたがあまりにあからさまに怪しすぎるため、実は正義サイドの人間なのではないかとも思います。