死役所の感想

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あずみきしさんの漫画「死役所」の全話感想です(現在3巻まで読破!)

感想

1話 自殺ですね

12歳、中学一年生の鹿野太一(かのたいち)のお話。死役所(しやくしょ)はお役所らしく、様々な手続きと、申請書で一杯です。今回は自殺課。書く申請書も自殺申請書や成仏許可書というもの。そうか、わたしこの1話目だけ読んで悲しくて続きを読むのやめちゃってましたね。いじめられっ子が命を絶つ話。そのあといじめっ子の方も、鹿野くんのお義父さんの手で送られてきちゃう。深いし重いけど救いがなかったという。あと、全話のおしまいに生前の写真が掲載されてて、それが泣けちゃう。鹿野くん、友達っぽい子いたんですけどね😭

2話 命にかえても

今回は人為災害死課(じんいさいがいしか)。1話で出てきたやつ、成仏許可書じゃなくて成仏許可申請書というものになっていました。許可申請書だとちょっと意味がかわりそう。挺身申請書(ていしんしんせいしょ)も出てきます。申請書かー。届け出書のような気もしますが🤔今回は上杉涼子(うえすぎりょうこ)という女の子。前科もちでなかなか就職できないときに今の工場の社長に拾われた、という一見心温まるエピソード。で、社長が工場事故で危ない時に涼子がかばって代わりに死ぬという意エピソード。実際にはこの事故は工場の職員たちに仕組まれものでした。うーん。ダークストーリー。この話もあずみきしさんが考えているのかな。すごいです。

3話 あしたのわたし1

イシ間さんとかシ村さんとか、死役所の職員は名前が一部カタカナになってしまうのかな?イシ間さんは他殺課の職員らしいです。このお話めっちゃいやな予感する😫。だって他殺課でネグレクトのお話ですよね。ここから幸せなお話にはならないですよね。多分・・・

4話 あしたのわたし2

小野田凛(おのだりん)殺害の罪で母親の小野田瞳(おのだひとみ)は逮捕されたみたいです。他殺課ってことはそういう事ですよね・・。あと、ラストの写真やっぱり泣けます。優しかったころの母親・・

5話 働きたくない

死役所の職員は死刑になった人物でないと務まらない。そんな情報が出た(前回4話で出ました)あとで死刑執行のお話。ってことは職員が増えるのかー。ってみんな思いますよね。死刑執行による死亡申請書が書かれます。対象は江越伸行。こいつ・・最悪でしたね。シ村さんの目が開いたの初めて見ました😲

2巻

登場人物紹介で知ったのですが、シ村さんは総合案内、かつ主人公だったみたいです。あと自殺課の職員はニシ川というらしい。

6話 腐ったアヒル①

ハヤシさん、名前全部カタカナになっちゃうんですね(なるほど)。月刊バードで書いている塙さんのお話。なお、死役所は月刊コミックバンチのようです。

7話 腐ったアヒル②

原作者と作画の心の交流!こんなこともあるんですねー。

8話 男やもめ

男やもめに蛆がわいているー!

9話 石間徳治

ついに職員の過去回です!トップバッターはイシ間さん。すっごくいいお話でした。成仏課なんてあるんですねえ。

10話 初デート

お、職員さんの過去回が続くかと思ったら、そいういわけではなかったですね。交通事故死課の松シゲさん。めちゃくちゃ活舌悪いです🤣死んだのは伊達夏加、中学3年生の15歳。お引越し前の最後の思い出デートでの事故だったみたいです😭あと、シ村さんの過去回想がちょっとだけ入ります。死んでいるのは娘さん?

3巻

11話 蟹の生き方1

12話 蟹の生き方2

13話 蟹の生き方3

このエピソード、本当にすっごく感動しました😭家族性アミロイドポリニューロパチー、予後不良ってことは発症したら死んでしまうんですね。

14話 前を見て

ながらスマホをしていたら友達に殺されてしまったけど、生活事故死になったみたいですね。怖い

15話 成仏しません

三樹ミチル。20歳の大学生。とにかく他殺にしたがりますね。しかもこれ4巻に続くみたいです。

ここまでの感想

考えてみたら、人の死に方に関わるお話をこんなに丁寧に描いた作品って他にない気がしますね。しかも一つ一つのエピソードが深いというか、すごく考えられてて。読むのにも体力を使いますが、それ以上にこのお話を考えている作者さんがスゴイ、と思いました。あと、ドラマ化のインタビュー記事見たら、カニすべからくがアナグラムだと知りました。え、そんな名前の芸人居たかなと思ったら「かにすべからく」ではなくて、二人の名前「尾関高文」と「高佐一慈」がザ・ギースのお二人のアナグラムだったんですね。