転生勇者が実体験をもとに異世界小説を書いてみたの感想

乙一さんが書かれた異世界転生もの「転生勇者が実体験をもとに異世界小説を書いてみた」の感想です。

全然関係ない話ですけど、実体験ってどう読むんだろうって思いますよね?じったいけんなのかじつたいけんなのか。私はじつたいけんのほうが現実の体験っていう意味が強調されて好きですが😅で、実(じつ)という言葉はその後に続く音によって読み方が変化しがちです。マ行ラ行なら実利、実名のようにジツ。一方カ行サ行タ行はジッ。例としては実家、実際など。なので、実体験もジッタイケンという読みになりそうです(何)

乙一さんといえば17歳で作家デビューされた方で、その後25年以上も精力的に作品を出し続けている作家さんですね。GOTHはコミカライズで読んで衝撃をうけて、その後小説版も拝読しました。私はスニーカー文庫作品が好きです。失踪HOLIDAY、さみしさの周波数、気にしか聞こえない、などです🥰ZOOは言わずと知れた傑作ですし、ジョジョのノベライズなんかもされていますよね😆ジョジョのノベライズはその後、上遠野浩平さんも担当し、私のスキなラノベ作家が次々とジョジョをノベライズしている!と人知れず衝撃を受けました🤣

あらすじ

俺は投稿サイトに、スマホでファンタジー小説を書いている。だんだんと感想もつくようになり、ランキングも上がってきた。いわゆるはやりの『異世界転生』というジャンルになるのだろうが、書かれてる出来事は体験談だ。実は俺が書いているのは前世の思い出。自分は異世界の勇者だったのだ。

登場人物

・赤城アオイ 元勇者。現代では実体験をもとになろう系の小説を書いている

・柚子川ユウ 元○○。アオイの小説が盗作だと難癖をつけてきた

感想

各エピソードを読んだ個人の感想ですが、ネタバレ要素にはご注意ください

episode1

元優者が暮らしてた世界はシーリム。乙一さんの異世界設定、すごく面白いです。あと即精神官能スキル使うところが🤣淡々としてますねー。あ、ここの「お前たちの魂を冥府の犬に食わせるぞ」は伏線といえば伏線。冥府って単語が今後も登場するけど、中二病ではないのです😆

episode2

いきなりの盗作疑惑。聞き覚えのあるエピソードが書かれている、と主張する読者が現れました。でも当然この物語は盗作ではない。とすると。「可能性がひとつだけかんがえられた」のワクワク感🥰

episode3

柚子川ユウ登場。異世界小説をよく読む17歳の女子高生。あり!

episode4

「そのパフェを床にぶちまけてみてください」🤣転生者かどうかの確かめ方がクールすぎる。

episode5

魔王ユルト。シーリムの最果てに突如として生まれた特異点。前世で赤城アオイ(勇者)と文字通りの死闘を繰り広げた相手でもあります。

episode6

柚子川さん、学校でいじめられてるんかー。でも冥府の馬車を召喚しかけてるのは人類にとってヤバすぎる🤣あと「きれいな顔の彼女が、憂いをおびた表情になると、周囲の視線の吸引力が上昇した」ってさすがの表現力!詩的!あ、でも「周囲の視線に対する」テンポよくいくなら「周囲の視線への」な気もしますね。

episode7

乙一さん、マヨネーズつくりのテンプレに言及している。メタいですね🤣あと「主人公はヒロインに恋愛感情を抱かれているに、まったくそのことに気づかないという設定」ってまさに今のシチュエーションだったりしませんか?むしろそうなってしまったら、天秤が傾くみたいに、今の均衡が破れて一気に冥界の色々が召喚されてしまいそうなのだけど😅

episode8

ほらー!やっぱりそういう展開になったじゃないですか🤣でも当て馬の元クラスメイトを「元クラスメイト」のままにしておくあたり、さすがの乙一さんでした。とにかく、やきもち?しっと?によって、瞳の奥が赤く明滅してしまう柚子川。次キスくるかな。キース!キース!(小学生)

episode9

なんとかごまかせたのかと思ったんですが、うっかり馬車がでているー🤣柚子川を殺せば召喚がキャンセルされるらしいんですが、その展開はちょっと😣と思ったらついにあのお方が登場です!

episode10

柚子川サイドのお話。そして気づくとすべては終わっていました。

episode11

最終話!柚子川が気絶していた間に何があったのかです。ユルトめちゃくちゃ強すぎる😆そのあとなんだかんだで人類は滅びなくて済むことになるのですが、後日談というか、和解した後のエピソードがすっごく素敵です。特に「柚子川は精神感応をレジストする」から語られる二人のその後が、何とも言えず甘酸っぱい気分になりました🥰最後の柚子川のセリフもアオイがずっとずっと言ってほしかったセリフですよねえ🥰

コメント

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