薬用育毛剤NUOSS(ヌオス)

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アジュバンホールディングスの2Cがヌオスという育毛剤を発表したようです!

主成分はフィトスフィンゴシン

ヌオスはフィトスフィンゴシン を主成分とする育毛剤で、フィトスフィンゴシンは
・セラミドの前駆体
・皮膚再生および抗菌・抗炎症作用に優れる
・また、酵母発酵により、人体に存在する構造と同一のものを容易に得られる
などの特徴を持っています。

毛包再生の研究から生まれた

このヌオスという育毛剤は
理化学研究所生命機能科学研究センターの器官誘導研究チームが行っている
毛包器官の再生研究(毛包器官は毛を生み出す工場のようなところ)から生まれたとのことです。
理化学は研究所は育毛や化粧でエビデンスを残しながら開発をすすめてきたので
詐欺や効果が薄い、ということはなさそうですね❤

毛サイクルに作用する

抜け毛や薄毛や脱毛の原因は、成長期、退行期、休止期かならなる毛サイクルの成長期が短くなってしまう(本来は数年なのに2ヶ月などで抜ける)ことによるものですが、このNUOSS(ヌオス)も毛サイクルに作用する育毛剤のようです。※ミノキシジルなどと同様ですね。
毛サイクルについて
成長期=毛が伸びて成長する時期ですが、さらに毛母細胞が活発に活動する成長期前期と毛がどんどん伸びる成長期後期にわかれます
退行期=毛の成長が止まり、自然に抜ける時期です。なお、メラニン色素が少なくなっているため、毛が抜けやすいものの脱毛には向かない時期でもあります。育毛でいうと、すでに成長が止まっているので何をしても無駄です
休止期=毛が抜けた後、次の成長期にむけて備えている期間です。ここで適切にメンテしてあげないと育毛、発毛につながらず、毛根が死んだ状態となります。

3種の育毛ブースト成分

名前効果
タマサキツヅラフジアルカロイド 発毛促進成分です。
毛乳頭に働きかけることで髪の成長期をサポートします。
センブリ抽出リキッド 発毛促進成分です。
頭皮の血行を促進して、毛母細胞に栄養分を届きます
パントテニルエチルエーテル 血行促進成分です。
頭皮の血行をよしく、 毛母細胞を活性化させます。
nuossの育毛成分一覧表

ヌオスのお値段は?

育毛剤である
NUOSS SCALP BOOST LOTION
が 5,980円 (税込み)

育毛シャンプーである
NUOSS SCALP BOOST SHAMPOO
が 3,980円(税込み)

のようです

ヌオスの口コミ・体験談は?

現在、楽天市場で販売しているようなのですが、使用者は40代以上からで、50代が一番多いようです。また、星5つが多いのですが、星2つという低評価もいました。低評価の方の口コミとしては、期待して買ったものの、髪が生えてきているという実感がない、というものでした。ただ、このひとがどれくらいの期間を使っていたのか分からないですし、育毛剤についてはある程度の時間(少なくとも毛サイクルである3か月から6カ月)は見守らないといけないので、弧の口コミだけでは一概に悪い、とは言えない(もちろん良いとも言えない)です。なお、Amazonでは見つけられませんでした。

使い方

育毛効果が得られる、正しい育毛ローションの使い方です。
朝晩2回、NUOSS SCALP BOOST LOTIONを頭皮に適量(7から9プッシュ)つけ
指の腹で軽くなじませた後、マッサージします

夜の場合
1.シャンプーで頭皮や髪の汚れをしっかり落とす
2.洗髪後、タオルドライなどして水気をしっかり取る
3.髪が薄くなったと感じる箇所を重点的に、
  NUOSS SCALP BOOST LOTIONを塗布する
4. NUOSS SCALP BOOST LOTION を浸透させるため
  指の腹でなじませた後マッサージする
5.ドライヤーで髪全体(特に根本)をしっかり乾かす

朝の場合
1.ワックスなどで髪の毛をセットする前に
   NUOSS SCALP BOOST LOTION を塗布する
2. NUOSS SCALP BOOST LOTION を浸透させるため
  指の腹でなじませた後マッサージする

成分

こちらが成分です

製品名ヌオス薬用育毛剤 [ 薬用育毛剤 ]
商品区分薬用育毛剤/医薬部外品
容量80mL
全成分タマサキツヅラフジアルカロイド*、センブリ抽出リキッド*、パントテニルエチルエーテル*、フィトスフィンゴシン、Iーメントール、加水分解ケラチン液、濃グリセリン、ピロ亜硫酸ナトリウム、グリシン、マツエキス、塩化亜鉛、チャエキス(1)、BG、無水エタノール、精製水
*は「有効成分」、無表示は「その他成分」
ヌオスの成分表

フィトスフィンゴシンとは?

 ヌオスに含まれるフィトスフィンゴシンの発毛効果がどのくらいなのかを調べてみました。まず、フィトスフィンゴシンは角質層に含まれている、セラミドの前駆体とのことです。セラミドって美容系に詳しい方だとすぐにわかると思いますが、角質層に含まれる透明感や潤いの元となる成分ですね(セラミドが不足するとくすんだカサカサお肌になります)なので、このセラミドになる直前の物質ということです

 あと、前駆体って言葉が出てきましたね。前駆体は ある物質が形成される前段階の物質を指す泉温用語です。身近な例を挙げると、ニンジンに含まれているベータカロテンがビタミンAの前駆体です。

 この説明だけだと化学的な説明なので、効果には言及されていないのですが、理化学研究所でマウスを使った実験により毛を成長させることに成功した、ということなので効果ありなのかもしれませんね。

感想

これは個人の感想ですが、そもそも日本で発毛、育毛成分として認められているのってミノキシジルだけで、それを使った製品というと、リアップ、リグロ、スカルプDくらいでした。そこに、理化学研究所がエビデンスつきで、しかもミノキシジルではない成分ということですから期待は持てますね。あとは、発売からしばらくたっているので、Twitterなどで効果や副作用について情報を集めてから判断するのが良いと思います。