野原広子さんの漫画「今朝もあの子の夢を見た」が広告で気になっていたので全話読んでみたー
感想（ネタバレ要素あり）
妻と口を聞かない漫画もそうだけど、さすがはイヤミスの女王！って感じ。まずストーリーはバツイチでスーパーで店員をやっている山本さんの何気ない日常から始まる。バツイチで一人暮らしなので、家のことは自分でやる。ちょっとした変換点として、スーパーに新しい事務の女の子が入ってくる。３０歳の鈴木真美ちゃん。
２話目の最後は、山本さんが鈴木さんに「嫌なことはちゃんと言ったほうが良いよ」的なエピソードで終了。まだまだ導入ーって感じですね。続きが楽しみ。ワクワク。３話目は山本さんが自分に優しいぞと訝しむ鈴木さんのエピソードから始まる。お、男女の機微みたいな作品？と思ったけど、山本さんはあくまでも紳士的。４話目の雨の日には過去編。こうして見るといいパパって感じだけどなー？５話目であの日の話が出てくる。絆創膏で距離が縮ま雨。そして真美の実家の風景も、ちょっと邪険にされている感じ。わかるなあ。６話目のラストが衝撃的でした。「娘は誘拐された、元妻に」えええー！そんなことありますか。こっから謎が深まっていくのかな楽しみ楽しみ。
７話目の、吐いちゃった子供とその母親を気遣う山本さん、やっぱり人格者ですよねえ🧐娘さんは１７歳くらいになっているはず・・らしい。ばんこうそうって言っちゃうの可愛い！８話目ではあの日の風景。奥さんである里花さんの「あなたとはやっていけません」の手紙。んーこれもしかして自転車で事故っちゃってさくらちゃん亡くなっている？（当てちゃったらネタバレだすいません。でも私もまだラスト見てないのよー）１０話目はついに娘さんに会いにいこう的な展開ー。娘ちゃんの名前はさくら！
１１話目からいよいよネタバレ編かー？と期待をして読み始めました。さくらちゃんと再会してこれから二人の時間をーって思ったけどあらら、さくらちゃんはそんな感じではないっぽいね。手紙をシュレッダーにかけちゃった。やっぱり山本さんは実は悪い人なんだろうか。私（ケノコ）も、とてもそうは思えない、でも人は見かけによらないからなあ。そしてついに母親側のエピソードに。なぜ半ば誘拐という手段をとったのか。一体離婚調停で何があったのか。１５話目では鈴木さんの同級生会の話。そして昼逃げというホットワードを知る。鈴木さんの結婚よかったー。でも山本さんが孤独になってしまうよ😢１８話は少しずつ核心に迫る感じ、さくらちゃんの話でよかったー
さくらがお父さんを封印するまでの描写が行われます。辛いー。これは辛いなあー。お母さんも悪くはないと思うのよね。でもやっぱり子供からしたら、タブーなんだなって思っちゃいますよね。さくらちゃん、自分の気持ちに正直になってー！そしてラストの２１話。オチとしてはこんな感じだったかー。あんまりイヤミスって感じがしないけど逆にこれがイヤミスかもw
