ある日突然9キロやせたの感想

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LINEマンガで読めるマンガです。千里唱子(せんりしょうこ)さんの「ある日突然9キロやせた」です。他人事とは思えない、という気持ちで読み始めました。

感想

一部感想を書くために起こった症状とか書いている部分があるのでネタバレ苦手な方はご遠慮ください

1話

ある日突然、右足のかかとと股関節に痛みがはしったという作者さん😢そのあとトイレでズボンを脱いだ時に足や腕やひじがしぼんでいく描写があるのですが、これがマジで怖いんです。で、救急車を呼び、病院に運ばれるも原因不明で自宅に戻される。

でも駆けつけてくれた両親は、異常を感じてすぐに実家に連れて帰ってもらうことになりました。こういう時に肉親の存在は本当にありがたいですよね。実家に来たら寝たきりになってしまった作者さん。これは精神的なやつかな?

正確には起立性調節障害っていうなまえらしくって、そんな名前の現象があることも初めてしりました。

その夜、電灯のあたりにウジのような幻覚を見ます。心配😣で、地元の病院での精密検査の日がやってきたのですがここでも異常はナシ。なので、やっぱりメンタル面での何かを疑われますね。お医者さんがいろいろときいてくれて、統合失調症なのではないか、ということ。

サインとしては不眠・夜中に目が覚めやすい、音や光に敏感になる、不安・焦り・イライラ、無気力・感情の起伏がなくなる、死ね!という悪口が聞こえる、身だしなみに気を遣わなくなる、頭痛・動悸・吐き気。なおここらへんのサインの情報は「マンガでわかる!統合失調症」という本からの引用のようです。私も自分にいくつあてはまるだろうかって確認しちゃいました😨

2話

統合失調症には幻視や幻聴という症状が出てくるみたいです。怖いですよね。でも作者さん割と平気でそういうのを受け入れているみたいなので、やっぱり何かが変だと思っていても、判断力の低下とか、そういう何かが起きていたんでしょうか。

でも実家に来て2か月目でようやくグーだった手が開くようになったとのこと。このコマで作者さんが「人間そう簡単に死にたいなんて思っちゃダメだね!」って言っているのをみて涙が出ました。手が動くの、うつヌケなんかを読んでいたみたいです。うつヌケは自身もうつになった漫画家の田中圭一さんの本で、自身の体験談の他にしりあいのうつの方にききこみを行い、その結果なんかもまとめたもので、私の周りでもかなり評判がいいです!😆

その後、作者さんは股関節の痛み止めなど、様々なくすりを出してもらった結果、一日に飲む薬の量が21錠(1階7錠)まで増えてしまったようですが、これは病院通いあるあるですね😢

3話

いきなりの激太り。30キロだった体重がみるみる46キロに。いったい何があったんですかね😅と思ったら、トリプタノールが人によってはそういう効果があるらしい。太る副作用なんて恐ろしい😨それから、表情筋肉をつかわなかったら一気に老けてしまった、というのも恐ろしすぎる😢やっぱり健康が一番なんですね

4話(LINEマンガ7話) 家を引き払う

実家に帰ったときに東京の家には荷物を置きっぱなしにしていた作者さん。あれから4か月経ってましたが家賃だけは払っていたみたい。もったいないので荷物を引き上げることにした(ってことは家も引き払ったのかな、たぶん)

で、パソコンちゃんをくみたてて自分の症状について調べてみる。ここに書かれていた実体験みたいなエピソード、ひえーって思いながら読みました。まず、部屋の四隅に目玉があってそれがにらんでいるというものでしたが、この手の見られている、睨まれている、悪口を言われているってわりと出てきやすいものらしい。そんな状況じゃ復活まで時間かかりますよね。みんな何だかんだで復活しているから私もいつまでもグダグダしちゃだめだ、とおもう筆者さんですがあんまり根を詰めないでほしい、と思いながら読んでいました

LINEマンガ8話

少しずつ回復していくさまが丁寧に描かれていました。ファンクラブイベント・・頑張りましたね😢

5話(LINEマンガ9話) デイケアのすすめ

お医者さんのすすめでデイケアに行き、他の患者さんとの交流やスポーツができるようになった作者さん。幻聴や幻視について語れる仲間がいるというのは心強いですね。