大蛇に嫁いだ娘の感想

スポンサーリンク

フシアシクモさんが描かれている、異形との結婚モノ漫画「大蛇に嫁いだ娘」の感想です。独特の空気感が面白いです!作者はフシアシクモさん。私は無料漫画アプリのピッコマで読んでます!LINEマンガだと読めないのが悲しい😢大蛇がリアルに描かれているので、蛇や爬虫類が苦手な人だと気持ち悪いかも😅

原作はpixivコミックだと思います

感想

ケノコが実際に「大蛇に嫁いだ娘」を全話(無料漫画アプリなどで)読んでいる個人の感想です。あらすじ(ストーリー)や考察もあります。主に感想を残したいので詳細は端折ってるかも😅ネタバレ要素含みます

1話のあらすじと感想

どうやらこの山には古くから大蛇が住むらしい。その大蛇に、近くの村から嫁(供物)として、顔に傷のある女、ミヨがよこされた。最初は村からの生贄くらいの気持ちであきらめていたミヨ。500年以上生きるという大蛇の様子におののきます。なにせ、大蛇の抱擁はミヨの身体がボキボキと音を立て、死んでしまうのじゃないかと思うほどの強さ🤣それから大蛇がお願いしたのが、掃除、巻き割り。ご飯は罠にかかった獣を食べるから料理は要らないとのこと。ミヨはお膳でふつうの食事をしますが、ふすまを隔てて聞こえてくるのはゴキュゴキュ!という骨が砕ける音。(さすがに咀嚼音はしませんね、蛇は咀嚼しないので😅)。食事中に、狐を丸のみにする光景を想像し、あまりの恐怖に戻してしまうミヨ。これ以上ここで過ごすのは無理。脱走しますが顔をあげるとそこには大蛇が。バツとして頭から人のみされる!そう思ったけど、大蛇はミヨをくわえて、優しく背に載せましたね。妙に人間慣れしている大蛇さん。逃げれなかったと気落ちするミヨですが、おぶわれているミヨの口からちょっとよだれが出ているのがかわいいです🥰

1話の時点での感想

なんだかヒロインの第一印象としてはあれ、それほど可愛くないぞと思いました😅どちらかというと、大蛇が丁寧に不気味に書かれているし、ミヨは最初から戻したらよだれ🤤たらしたりでいいところなし。恋愛要素も全くないので、この時点ではこの漫画がどういった方向に行くんだろう、と思っていました。リアル志向かな🙄と思っていましたね。

2話

今日は疲れたということで休もうという大蛇様。なんと、大蛇様とは寝室が一緒のようです。するのはまた今度って言われたのですが、大蛇さんやるき満々ですね!布団に寝るミヨの横でとぐろを巻く大蛇様。シュールな構図🤣その後、大蛇さんの目が白目っていうのかな?らんらんとして怪しい雰囲気出ますね。何をするんだろうと思ったら、大蛇がくしゃみをしたミヨを気遣って、暖めようと丸のみにします。ひえー😱どうやら体が冷たい(変温動物)の大蛇様でも体の中は暖かいだろうという蛇の知恵?です。ネタバレですが、じつはこれが過去の大蛇様が実際に体験して身に着けた知識でもあります。

3話

食事を一週間に一回は取っていた大蛇様が、もう一か月も何も口にしていない。いったいどうしたんだろう🤔と思ったら脱皮でしたね。読者のワタシたちからするとやっぱりねー!という感じでしたね🤣なお、よく目にする「これが大蛇様の」「みっともないだろう」「すごいです」は脱皮シーンのお話でした🤣🤣🤣「これが大蛇様の脱皮なのかー」という感想と、大蛇様の脱皮中が無防備で不格好だからみっともない、という会話を抜粋したものですね。なお、ミヨちゃんの顔が紅潮しているは真実。おミヨ・・どうした😅

4話の感想 大蛇様への不満が募るミヨ。周りには相談相手もいません。そんな中、しゃべるタヌキと知り合いになって楽しくお話、と思ったら突然クマが登場です。命の危険を感じるミヨ。絶体絶命のそのときに大蛇様が現れました😆大蛇様お腹いっぱいだけどミヨのためにクマを食べてくれた、やさしいね🤔

5話「夫婦の関係」

ついに!大蛇が!ミヨに迫ります。こういう展開が真っ先にあると思って読み進めたら5話でようやく!って感じですね。いやー、気持ち悪い🤮期待してた通りの気持ち悪さで安心しました(誉め言葉)それにしても冒頭からあけびとか、オシドリとか、メタファーがすごかった🥰

大蛇様が「知ってるかい?ミヨお前はね。とても甘い味がするんだ」と告げます。怯えて身動きが取れないミヨの耳や全身を攻める大蛇。これ完全に無理矢理されている娘のそれじゃないですかー😫あと、突如として謎の僧侶が登場です😅

6話の感想 あの日以来、大蛇様に怯えてしまったミヨ。そりゃそうですよねー😫大蛇様の背にも乗れなくなる。ラブコメ的な展開ではなくまっとうな感性での展開(大蛇に言い寄られても・・ていう)に驚きましたが、これを期待してました。あっさりラブラブになるのではなくて、きちんと心理描写されててすごいなーと思いながら読んでます。

後半は僧侶の話。僧侶の目的がついに明らかに。恩人の敵討ちってことは、恋人を大蛇様に殺されたとかでしょうか?でも大蛇が冬眠するので、冬は足止めを食らうらしいです。うーん?倒すなら冬眠中の方が有利で、話を聞きたいって言っているので話をしたうえでかたき討ちしたいってこと?なぜ🤔

7話 すれ違いの冬 ①冬になると無性に泣きたくなるミヨ。大蛇様は冬眠するらしい。大蛇様とお別れする最後の夜。お互い起きていました。大蛇さんは見送りは要らないというけど、ミヨは行きます!と。なんとなく別れを惜しむ感情が出てきた?でも冬の間は一人きりになれることを喜んでいるんですよね。うーん?🤔

8話

(恋愛シーンが好きな人はネタバレになっちゃうので注意)大蛇に対して愛が目覚めたミヨは心を開いて大蛇と愛し合います。(口づけします)吹雪が止んだので人里に帰るミヨ。しっかりと大蛇の目を見て、頬を赤らめて待っていると告げます。ラブラブ展開になりましたね🥰ここからは甘いエピソードかと思いきや、妊娠をにおわす最後でした。え、大蛇様と人間のこども?え?え?🙄

9話の感想 冬が終わるまで、ミヨは大蛇とお腹の子(まだ妊娠かは不明ですが)について悶々としています。春になり、大蛇に会いに行きます。妊娠について打ち明けるかと思ったのですが、まずは腹ごしらえという二人にほっこりしました☺ミヨはさくさくと罠にかかったシカを処理します。彼女の成長ぶりに大蛇様も驚いてますね🤣まあ生きるか死ぬかの状態だったのでそうなるよね🙄

その夜、ついに妊娠について打ち明けるのですが、完全に勘違いで笑ってしまいました🤣なんと、あの日はキスだけで終わっていたので、やっぱりキスだけだと妊娠しないようです。(最後までしないと、ということでした😅)ミヨの不安が消えてラブラブな二人に戻ってくれてよかったけど、最終的にはどうなんだろう。子供のこととか。リアルなマンガなので、そこら辺の描写もおいおいあるのかと思いますが、まずはラブラブ期間が継続🥰ということでよかったです!

10話

ネタバレですが、異形モノのラブシーンがあります。大蛇さんの方から、そろそろ今夜どう?とアプローチをかけます。人間みたい🤣大蛇の生殖器が二本あって、とげがあることなどもきちんと描写されてますね。なお、このシーンでは広告にあったような「みっともないだろう」「すごいです」みたいな会話はありません🤣(それは3話だからね!)熱量が伝わってくる!私、この作者さんはこういうシーンを現実的な描写で丁寧に書いてくれそうな気がしてたんですが、思った以上にきちんと描いてくれてますね。トゲのない先っちょだけでしようとするシーンとか、挿入まで7日間かかっちゃうところとか。最終的にはミヨがおしりを突き出して、この体制なら大丈夫っていうシーン、ものすごくドキドキしました。ていうか大蛇様、ゴクリって生唾をのみこむの人間ぽいなあ。二人が無事に愛し合えてよかったです!🥰と思いきや、謎の僧侶登場です😲あと、蛇の交尾は1日中かけるんだとかそういう豆知識要らないですから🤣ミヨを休ませてあげてほしいです😅

11話 季節は再び脱皮の時期です。脱皮した皮でお守りをつくるキヨ。わたしも子供のころやりました🤣金運上昇ですね。途中で知り合った半蔵という男にこのお守りを譲りました。たまたま旅の僧侶がそのお守りを見て、詳しく知ろうとします。僧侶と大蛇様にはなんか因縁がありそう🤔

12話 ついにミヨの額にある傷について明らかになります。どうやらこの傷は村でいじめられてた時にできたもののようです。なんとミヨの父親は無実の罪で友人殺しの罪を着せられ逃亡した末に自ら命を絶ったようです。なのでダジャレ嫁ぐ話が出た時も誰も止めてくれませんでした。ミヨは家族に対して複雑な気持ちを抱いているようです。そこから視点がミヨの弟の渉に移るのですがそこに大蛇を探している僧侶が現れます。うーん。僧侶って言ったら封印ですよね?不穏では😨

13話

歩みを進める僧侶。「大蛇は僧を嫌っている」というのは過去の因縁?それから八兵衛さんは「愛が冷めた時が大変だ」ということをミヨに伝えますが、前から思っていたけど八兵衛さんは結構世話焼きで優しいですよね😅

15話

大蛇は、寺にかくまわれている娘、キヌと知り合います。キヌは体を使ってご飯を稼いでいます。大蛇は獲物がとれずいらいら。お互い心が近いようで遠い二人。ある日、すべてを諦めたキヌに対して激高する大蛇に対して、キヌは「貴方ももうすぐ死ぬ」と言ってしまいます。さらに起こった大蛇がキヌを締め上げる。あれー。これは欝展開なのか?大蛇さん目を覚まして😫

でも、キヌはこうしてくれてよかったと言います。誰でもよかったなか大蛇さんが一番マシだと。でも大蛇はかなり勝ち誇ってますね。おじいさん僧侶にそう言ってます。

でも大蛇はキヌを食べて、そのまま遠くに行こうとして、命が尽きてしまったようです。え?大蛇さんは一回死んでいる?と思ったらその体からミニ蛇が出てきました。「昔のワタシ」とか言っているので、大蛇さんであることは間違いないようですが。不死身?ミニ蛇くんが今後どういう人生・・ではなく蛇生を送っていくのか注目です!

16話 ついに若い僧と大蛇が衝突。男は大蛇を滅しようとしますが、大蛇にかなうはずもありません。若い僧が大蛇を目の敵にするのは自分の恩師である僧が大蛇によって殺されたため。激突する両者にミヨが割って入る。このままミヨと大蛇さんが幸せになってほしかったけど、どうやら一波乱ありそう😣

ここまでの感想

最初は異形と村娘の恋愛ものだと思ってたんですが、のっけから全然二人がくっつかなくて、あ、リアリティのある作品なんだ、と思って読んでます。そこから要所要所で人間の心の機微というか(人間じゃなくて蛇も入ってますけど)が描かれていて、内面の描写が進めば進むほど、ライトには読みづらくなるのだろうけど、引き込まれるというか。楽しみな作品になってます!😆

16話② それにしてもミヨは大蛇様にべたぼれだし、大蛇様もミヨに対する愛があふれているし。ただ、やっぱり大蛇様の人間に対する感覚というか、容赦なくいつでも殺してしまえる点は怖いですね(能力も、その心も)。そんななかで八兵衛がきてくれてなごませてくれます。八兵衛~!ありがとう🥰

16話③ 寝ぼけた大蛇様に尻尾で抱きしめられるミヨ。でも前と違って全然苦しくない。ちょっとずつお互いのこと理解できてるんですよね😫大丈夫大丈夫!でも弟が山を登ってきていてどうなっちゃうんだろうか😣

17話

八兵衛(ミヨの友達のたぬき)とミヨの弟が出会います!無事に大蛇のお屋敷に到着。ミヨと出会えてよかったー🥰でもミヨが弟の体を触って細い、ガリガリだ、と思ったシーン切ないです😫ミヨと一緒に大蛇様に養ってもらおう!でも弟君はミヨを返してください!とお願いします。うーん。いや、二人でここに住んだ方がいいと思います😅

大蛇様が喜助の着物を嗅いだ結果、二人分の血の匂い。しかも知っている人物。あれ、これもしかして推理モノというか、サスペンスっぽくなってきましたか?(大喜び)

電子書籍(Kindle版)

「大蛇に嫁いだ娘」には電子書籍(Kindle版)があります。ダウンロードすれば通勤中も読めてハッピー。みんなでフシアシクモさんを応援しましょう!