生姜の椅子さえ名人芸のマンガ

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生姜の椅子さえ名人芸の意味とマンガの考察(感想)です

感想

まず結論から言うと漫画の名前は「飯を喰らひて華と告ぐ」で、生姜の椅子さえ名人芸に意味は「ない」です。この飯を喰らひて華と告ぐ(略称「飯華」)は中華料理屋一香軒の店主がお客さんの悩みを聞いて見当はずれなアドバイスをするという漫画で、作者は足立和平さんです。

1話 チャーハン

「此処に(ここ)に光りて此れに在りなむ」いきなり難解なメッセージですね。此れに在りなむは近くにありそうだという意味の古文、古語です。東大卒ですが頭でっかちで融通の利かない、そんな営業マンがふらっと中華定食屋に立ち寄るところからストーリーがはじまります。そこからのチャーハン作成シーンは圧巻です。できたチャーハンも美味しそう。そして飛び出す名言「美きものにて事を成す」これがまったく意味のない造語なんです😅なんだか魯山人あたりが言ってそうですが、全くの造語!でも東大卒頭でっかちの考えを、そして人生を変えました😲ていうか営業じゃないんかーい!

2話 アジの姿造り

すごいすごい!前回のチャーハンもすごかったですが、今回ふらっと入ってきた主婦に対してアジの活造りを出しちゃうのは本当にすごい。そして調理シーンがめちゃくちゃ華麗です。例の、串を頭と尾に挿しているスタイル。そしてお刺身はいわゆる平造りで皮にも切れ目を入れています。しそ、柚子、ショウガ。うーん、いい仕事🥰そして名言飛び出します「天下人、早飯すらも口直し」これも完全に造語!プロでも気を落とすことはあるって意味らしいです🤣

3話「里芋とイカの煮物」

「弱気ヘチマも輪廻のごとし」え、生姜の椅子さえ名人芸はいつ出るんだー🤣

4話「ラーメン」

キャバ嬢が深夜にラーメンを食べに来た話。このときのラーメンを調理するシーン、音が一切ないんだけど、ゆで鍋に投入される麺を下からのアングルで・・って新しい!今回の名言は
猿も木から落ちる
朝三暮四
「猿の一鳴、一恋破れて万となす」
どうやらキャバ嬢がホストやグループの連中の名前を矢継ぎ早に行ったから大家族だと誤解した、みたいなネタでした🤣

5話「雑炊」

今回の名言は「天下の大罪、全て空の腹に在り」トイレにいきたい(漏れそう)で入ってきたジョギング中の男を、無理矢理席に座らせて雑炊をふるまう話。そしてなんとトイレを塞いで食い逃げしやすい状況を作り、お代を払ってくれるかどうか試す。悪や🤣