アカゴヒガンの全話感想

私がアカゴヒガンを読んだ感想をまとめています。あらすじ(ストーリー)にネタバレ要素もあるのでご注意ください。なお、漫画自体はサンデーうぇぶりや、マンガワンで読めます😆!マンガワンは小学館の裏サンデー系で、サンデーうぇぶりも小学館系なので、作品が被るというわけですね🧐

感想

ケノコが「アカゴヒガン」を全話全巻(無料サービスなども使って)読んだ感想です。あらすじ(ストーリー)や考察もあります。主に感想を残したいので詳細は端折ってるかも😅

1話「孵化」

看護婦の梅ちゃんと医師のハルトくんはお互い夫婦ですが、子供はまだできないようですね。どうやら世の中に恨みを持った赤子が次々と怪物になっている?と思ったら生まれたばかりの子供というか、まだ生まれてない子供も変異しているし。何が起きているかわからんぞい🤔

2話「殺戮」 病院の廊下でタコ?ひまわり?みたいな化け物に患者が殺戮されました。患者の一人は何とか子供だけでも逃がそうとしましたが、そちらも全身とげとげのバケモノに殺されちゃった😢

ヒマワリが口空けたら首だらけなんですけど🤢ううう。梅ちゃんはまだ赤子は守る対象だと思っているみたい。医局長は既に犠牲になってました。なんとかハルト君と出会て二人で逃げますが、そんな中でハルト君は梅ちゃんが妊娠した、ということを伝えます。

3話「受胎」 ハルト君絶対死んだーと思ったのですが、なんとか急所をガードしましたね。さらにアカゴが定位反射で離れたので、今のうちに治療や脱出を画策します。

子供ができて歓喜する梅ちゃんですが、結局ハルト君は梅ちゃんをかばってやられてしまいましたね。あれ、生き残る展開だと思ったのに😓(ネタバレですが、このあとまた登場します)なお、病院の外はアカゴのモンスターでいっぱいですが、脳を吸われる系は勘弁だなあと思います(一瞬で意識がなくなるのかな?🤔)

4話「愛情」うーん。梅ちゃんちょっと赤ちゃんに構いすぎかもしれないですね😓共同注意の知識ででうまく逃げたのですが、赤ちゃんを助けようとして窮地に陥ってしまいました。と思ったら突然病院全体が振動して、そこで謎の穴を見つけて。展開が早すぎる―😣

で、霊安室で赤ん坊を助けようとしたのですが結局モンスターになりましたね。梅ちゃん・・・なにがしたいのかな😫

5話「脱出」

溶解液がかかってしまって叫ぶ梅ちゃん。酸がかかった時の対処法をとっさに思いつきますが手元に何もないことに気づきます。やばい溶けちゃうと思ったのですが溶けません。どうやら唾液ではなくて涙の方には解ける成分はないようです。寝てる化け物を見て赤ちゃんだーと感動する梅ちゃんですが、私からするととても感情移入できません。ただ赤ちゃんが1日20時間寝るというのは役に立つ豆知識ですね。さて梅ちゃんはエレベーターのドアを外から開いてエレベーターの穴を使って脱出することを計画します。ところがエレベーターの穴にも赤子がいました。勇気を出して登るしかないなと思っていたのですがメガネ君に餌にされます。なんでこの作品にはクソみたいな男しか出てこないんでしょうね😩ピンチかと思われたのですがヤクザの息子に助けられました。

どうやらこのヤクザは自分の娘を探しているようです。ところでこのヤクザ、ハルトくんとあったようです。でも回想シーンでは目が虚ろですね。本当に生きてるハルトくんなのでしょうか。廊下の奥からトゲ付きの赤子が出てきました。あわててエレベーターに飛び乗ります。すると下の赤子が何かを飛ばして攻撃してきます。絶体絶命ですね。上のエレベーターも崩れそうです。

6話「父親」の感想 どうやら下のモンスターを倒すして機械室に脱出できるのでは、という意見でまとまったみたい。でも、あれは赤ちゃんだから・・と梅ちゃんがまた躊躇します。うーん。私、赤ちゃん守る系の漫画が好きなんですけど、この梅ちゃんのスタンスに感情移入できない。でも、きっとひとりも赤ちゃんモンスターを倒さないことで達成される条件があるのかな?と考察しています。

それからなんと、舌の足場のアカゴは、暮さんの娘さんでした。そんあ・・・悲しすぎる😢じゃあ下には行けないっていうことで、やっぱりエレベーターのドアをこじ開けることに。火事場の馬鹿力で開きました!😆よかったー。悲しい展開にならなくて本当に良かった。

と思ったのに、暮さんがエレベーターの落下から自分の娘(アカゴ)をかばって亡くなってしまいました。。常識人だし、頼れる人だったのに。めちゃくちゃ悲しい😩

外への脱出口はクモみたいなアカゴが塞いでいました。同じようにロビーで待機している人たちと合流したのですが、どうやらアカゴを元の赤ちゃんに戻す方法があるようです。え、ついに見つかったのか!😲

7話「跳躍」なんと、アカゴヒガンを元に戻す方法は抱きしめること😢今回の夫妻はお互いを尊重し合いながら、助け合いながら、なんとか我が子を抱きしめることに成功。ただし、夫妻は命を落としてしまいました。子供が育つのにどれだけ親の愛情が必要な事か。悲しいです。

8話「選別」ロビーから脱出できましたが、あたり一面霧の町。遠くが見えません。窓から見た時は外にアカゴや大人がたくさんいたのに?飛び出した志岐(しき)が魚の赤子に食われます。母親が抱きしめようとしますが食べられそうになり・・信号弾?謎の集団が登場して、元に戻った赤子を奪おうとします。

どうやらこの人たちはママ友サークル「芽吹き」らしいです。え、盲目のママは芽吹き側の人間だったらしい。それにしても巨大魚を抱きしめるなんて無理では、ご両親とも犠牲になっちゃいそうです😢

9話「悔恨」魚のアカゴを抱きしめるには、アカゴをスクリューで切り刻めばいい、という悪魔のような考えをもつ梅ちゃん。あれ、いままでは赤子を一切傷つけずにやってきたような😅でも手術と同じくくりのようです。うーん、なっとくいきません😑で、当然芽吹きのメンバーが発狂して、梅ちゃんの首を絞めます。このまま気絶する?と思ったその時、船のスクリューを作動させた人がいました。ハルト君?

10話「決死」

スクリューを止めるスイッチが壊れていて、このままだと魚型のアカゴが切り刻まれてしまう。新樹は工学部をなめるなよ!と息を止めてそのまま水中で修理を始めます。母親(若葉)もそのまま人間に戻った葛(アカゴ)に空気を与えて浮上させましたが、スクリューの犠牲になりました。

芽生えの男性(蛍の夫)に見守られて目を覚ました、梅ちゃん先生。芽生えの不知火が梅ちゃんの妊娠を知って喜んでいたそうですが、普通に腹を立てる梅ちゃん。男性は突如、梅ちゃんに蛍を連れて逃げ出したいと打ち明けます。理想郷みたいな環境なのになぜ?それから、大人(茅ノ輪さん)も化け物化しちゃった?絶望しかない!😱

11話 妊娠していた棗(なつめ)が変形していき、オトナヒガンみたいなのが現れました。もう無茶苦茶じゃないですかあ😫茅ノ輪もかなりおどろおどろしいオトナヒガンになりました。ですわの人も指切られちゃった😢

12話「進化」大人二人を犠牲にして茅ノ輪を捕獲しました。そっか謎の女性は不知火ってなまえだったか。で、茅ノ輪へのエサどうする?となって、お乳でいいのではという話になりました。赤ちゃんがおっぱいを吸うと刺激でプロラクチンが分泌され、おっぱいに血液が集まり(だから胸が張るんですよね😢)血液の栄養素が母乳になる。っていうかこの赤ちゃんの豆知識、絶対にこの漫画を読んでいる層とあっていないと思っています😅

茅ノ輪さん、蚊タイプの進化をしたらしく、二酸化炭素を探知できるらしく、逃亡は絶望的。かと思ったその時、なぞのセーラー服日本刀が登場です!😵新キャラがー。あと冒頭で見回り組が返ってこないって女性が発言してたのはこれだったのか。

13話「切断」なんだかセーラー服と日本刀って意外とよくみる組み合わせな気がしています。私だけ?この方は千里さんというらしい。バケモノ化した茅ノ輪さんを圧倒します。強いっ!でもシスコンで、姉に鬱陶しがられて落ち込みますね。茅ノ輪さんは妊娠しているので倒せない、という不知火の判断でそこにのこしたまま、泉さんと蛍さんと駅ビル(テナント施設あり)を目指して進みます。それにしてももう4人ですか。あっという間に減ってしまった・・。それから商業施設って、ゾンビモノなどのパニックホラーではそれは悪手というか、予定調和になるのですが、どうなることでしょう🙄あと、蛍さんが「始まりの赤子」ってボソってしたのが重要なキーワードになりそう。そしてラストの絵が怖い😭なんで時計の下に巨大な生首。

14話「冤罪」

すいません、通常サイズの生首、かつ皐月という女性のものでした。ツインテちゃんと一緒に迎え入れてくれたショートの子か。変わり果てていて気付かなかった。で、こんなことをしたのはバケモノの仕業ということになり、真っ先の妊婦の先生が疑われますが、ちょっとメタい発言をすると先生は主人公なので当然犯人ではない。というかエンコーで妊娠した文という子が犯人のようです。睦(眼鏡)も犠牲に。これはいったい何人まで減ってしまうのか🤣

15話「友情」

千里がバケモノになった文を説得します。なお、無垢なアカゴは7人いるみたいです。全員かごに乗ってますね。個人的にはパニックホラーって、説得した友人が食われるまであるのですが、千里ちゃん強いからなあ。最強キャラが出て即死ってことはないだろうけど、説得には失敗すると見た!

と思ったけど反応が妙ですね。説得も何も最初からむかついてましたけど!みたいな反応です🤣あと、カゴノなかの子供は10人いました。10人ってことは3000gくらいなら30㎏ですね。ベッド。なぜモモちゃんが推定30㎏超のベッドを持てたかというと、すでにアカゴを通して何らかの能力に覚醒しているのです(推測)あと、こういう脱出劇には欠かせない、水路が出てきました!😆

16話「托卵」

あ、水路に潜るわけではなくて、水につかりながら進むイメージ化。でも相手はカモタイプの進化を遂げたポケモン、じゃなくて化け物らしく。苦戦は必至!と思ったけど不知火さんも身体能力半端ないなー。

あ、化け物の姿になっても人間の意識はあるんですね。茅ノ輪のときとは進化の仕方が違うのかな?あと、バケモノは文ではなくてむつみでした。くやしいい😣やたらと文であることを強調したり、死体が原形をとどめてなかったり。ミスリードさせてるヒントは随所にあったのに引っかかってしまいました。って安心しきってたら最後のオチ。おぎゃー弥生ちゃんがそんなことを!ラストでめっちゃ声出ました🤣

17話「順応」

んーこの子供の叫びってのは弥生が精神的にいっちゃって聞いたものなのか、それともバケモノは全員聞いている条件のような伏線のようなものか、判断ができないですね🤔それにしてもズグロカモの話は知らなかったです。托卵はするけど、他親の手は借りずに育つようです。何かのメタファーかな?考えすぎ?で、弥生は異形確定なんですかね。変化しかけていただけでなく。確かに、頭を切るって女子高生にはちょっとムリだから、やっぱり変身していたのか。変身条件が謎い。

あと、Wで修羅場面白すぎません?うわーって言っちゃった🤣あ、蛍ちゃんがここは赤子の夢の世界って言いましたが、精神世界系のオチは個人的にナイのでは、と思ってます👀

18話「予言」

え、蛍死す?死の間際の予言が
だめなのに、子供がいないと、このセカイは、赤子のみる夢、かっつて夢見た生を得るための、15体の遺体、山、実験場、胎児、ホルマリン漬け
おーっと、実験に使われてホルマリン漬けになっている胎児の夢オチ?いやいやいやそんなことはないと思いますが、最後にハサミムシの豆知識はなかなかぎゃーってなる豆知識でしたね。ブラボーじゃないよ!😣

19話「糸口」

カリスマ保育士の芹(せり)さんが登場です。あと不知火さん子供をみずから食べた?え?なんかの比喩ですよね?え?そしてホルマリン漬けが見つかった病院へ到着。千里はなぞのくりかえし身投げする幽霊と出会い、モモちゃんはカバー絵の看護師と邂逅!

とにかく堕胎ばかりしていた医師が精神を病んで、最終的に。胎児で。何を?ことと次第によっては、この漫画が発禁になってしまうかもしれない😨

20話「神秘」

看護師さん、カバー絵にもなっていたし重要なキャラかと思ったのですが、わりとあっけなくやられてましたね(退場はしてない)ついに不知火さんの子供の話に切り込む梅ちゃん。私も知りたいです🙉

それから不知火さん、極度の栄養不足で母体が胎児を吸収する。なるほど。バニシングツインみたいな例もありますもんね。それが短時間に起きたということなのでしょうね。え、不知火さん異形化している?たしかに看護師さんを吹っ飛ばしたとき、え、そんなことできたっけ?って思ったんですよね。最強キャラになっちゃうじゃないですか😭

21話「別離」

あ、やっぱり看護師も生きてましたね。どうやら、この病院で唯一生きながら生まれた赤子が最初の赤子、そして呪いを発動させた、ということらしい。ようやくストーリーの全容が明らかになってきました。これが脳内世界系なのか、呪いにより変容した世界かはもうすこし読み進めないとわからなそうですね。そして始まりの赤子が運び込まれのは、梅ちゃん先生がいる立木病院。おお、つながった!😲梅ちゃん先生は赤子にあっているらしい🤔あと不知火さんとの別れ、なんかとんでもない人だったけどこういう形で別れのエピソード書かれるとちょっと感動的に感じるじゃないですか!でもこの人ヤバい人だったはずなんだよなあ😅

どうやら梅ちゃん先生の父親はヤバい人のようです。その父から逃げるときに始まりの赤子と出会っている?そして最初のやさしさをあげたのが梅ちゃんということであれば、梅ちゃんが特殊な存在であることの理由になるかも。

22話「再開」

駅に戻り、弥生ちゃん、睦ちゃんの変異体と再会です。弥生ちゃんは食虫植物っぽい進化ですね。でも、弥生ちゃんに人が食われても大して反応しない梅ちゃん。ちょっと感覚がバグって来ている気がしますね😅それから第一話のアカゴとお父さん登場。こんなところで伏線回収されました😆なんか全体的に今回のお話は、人類側がこの進化を受け入れている感が出てますね。うーん、私にはまだ赤子の望みはわかりません

それから梅ちゃんのパパ(モンスター?)が登場。目が血走ってて、シルエットでしか見えないので怖さ倍増です😨

23話「家族」

梅ちゃんの父親しつこい。それからハルト君の両親と再会。梅ちゃん、ハルトくんを亡くしてしまってお詫びしてもしきれないって気持ちでしょうね😢。それから、ハルト君の霊?生霊?みたいなのは何でしょうね。

24話「選択」

突然「梅子・・」と話しかけて改心したかのようなことをペラペラという父親。穴に落ちながら高速でしゃべるじゃないですか🤣と思ったら感想欄に同じこと書き込んでいる方がいてうれしかったです。この父親、一旦穴に落ちたと思ったら、そこからさらに這い上がってハルトパパを引きずり込もうとする。最悪な奴です😫

一人生き残った梅子はさんざん泣きつくした後、始まりの赤子と出会います。梅子の愛情により、元の姿を取り戻した赤子は世界を再構築します。これは・・・次回が最終回ですかね!?😲

「なにがあったのか私には分からないけど」のシーンでポルナレフを微妙に思い出したのと、わからないんかーいと思っちゃいました🤣

25話 最終回 赤子

ついに最終話!二部構成ですが、二部は9月6日に公開されます。あれから数年後の世界、赤子たちは少年くらいの年齢になったようです(3,4歳にしては大きい?と思っちゃいましたが)

考察

まず、アカゴヒガンというタイトルから。これは赤子彼岸だと思うのですが彼岸ってあの世とこの世が最も近くなるタイミングですね。最初は親に対して不満がある赤ん坊がアカゴヒガンと呼ばれる化けものになるストーリーだと思っていました。しかし途中で、愛情を十分に注がれた赤ちゃんや、まだ生まれてない赤ちゃんもヒガン化していたのでそういうわけではない。ということは種の進化。つまり人類全体が高次の生き物に進化しようとしている。これも、妊娠している母親がバケモノ化したことから、なさそうと判断。しかし17話でさらに親でもない、子宮もない弥生がバケモノになりかけた。では、人間すべてが対象?考えてみると、男性のバケモノは出ていないですよね。

その後、廃病院編の21話~22話でかなり世界観がわかりました。ここは赤子の呪いの世界。始まりの赤子が絶対的な力を持つ世界。赤子の試行錯誤がそのまま世界に反映されているようです。

25話(最終話)を読んだ後の考察

すべては梅ちゃんにゆだねられましたね。結局梅ちゃんには主人公補生というか、マザー補正がかかってたっぽいです。9月の最終話を残しているのですが現時点で気になること。ハルトがどうなったか?ハルトとの赤ちゃんどうなったか?梅ちゃんどうなったか?はじまりの赤子どうなったか?大穴どうなったか?不知火(しらぬい)さんみたいな親世代の異形はどうなったのか?そしてなにより、たくさんの親たちから託されたこどもは無事なのか?

電子書籍

『アカゴヒガン』はKindleで読めます。Kindleなら全巻購入しても場所を取らないし、ダウンロードしておけば通勤時間にも読めて便利ですよね。無料の試し読みもありますよ。

アプリ

『アカゴヒガン』はアプリならサンデーうぇぶりで無料で読めます😆同じくパニックホラーの『ジンメン』なども読めますよ!

アカゴヒガンを読んでいる人にオススメのマンガ

たぶんですが猟奇ものに耐性があって、ちょっとサイコな展開も楽しめる方だと思いますので、シーモアなんかで広告が出ている作品、サイコ・パストがオススメかもです。マンガBANGで読めます。「まだ出ん、なんで一滴も母乳が出んのや!」で話題をかっさらった漫画です