固まれ、震えのマンガについて

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マンガ「雑用付与術師が自分の最強に気付くまで」です。感想や作品紹介、無料アプリで読む方法など。

感想

たまに【固まれ(タウト)】【震え(タウブ)】って画像見ますよね。付与術師なんちゃらーの。実はこの漫画めちゃくちゃ面白いんです。面白いんですが、ストーリーが独特過ぎてなかなか広告では三両を伝えられない。

ざっくりあらすじ

まず、主人公の付与術師ですが、とんでもない精度で、しかも独自改良をかさねた付与術をつかいます。なろう小説が原作の作品ではまあまあ耳にする設定ですね。「雑用付与術師が自分の最強に気付くまで」以外にも「勇者パーティを追い出された器用貧乏~パーティ事情で付与術士をやっていた剣士、万能へと至る~」もコミカライズされてて、おおむね似たような能力を持っています。

で、雑用付与術師のほうも主人公の自己評価が低くて、さらにパーティでは役立たずと言われ、高ランクのパーティーを抜けることになる(クビになる)ってところまである程度、王道で進みます。で、知り合いに高ランクパーティに誘われてそこで頭角を現すみたいな気持ちのいい展開ですが、なぜかこの知り合い(ヒロイン)がストーカー

そして、主人公のヴィムはフヒヒって気持ちの悪い笑い方をして、目の下には隈が濃く残っていて、戦闘狂。このキャラ付けが本当に素晴らしくて、ヴィムが無双しながらも徐々に壊れていく様が(そしてそこからの復活が)きちんと書かれた素晴らしい作品です。あと、当然正義感の強い女騎士とかも出てくるし(そのほかのキャラもとっても魅力的ってこと!)

小説版のストーリー

ちょっとネタバレになっちゃうんですが私これの小説版が大大大好きでもう何週も読み返してます(はやく4章で語ら権攻略してほしい!基本は漫画版も小説のストーリーに沿って進むと思いますがいくつかアレンジが加わってますね。

大筋のストーリーとしてはヴィムが首になって、ハイデマリーのクラン夜蜻蛉(ナキリベラ)に加入するのが一章。マンガは今のところ、この一章のストーリー、を中心に構成されています。で、第二章が迷宮に呼ばれてしまうヴィムですね。特に第二章のラストはもうほんとヤバい感じですよね。階層主のおさるさんカワイソウ😅

【固まれ(タウト)】【震え(タウブ)】について

ちなみに冒頭の【固まれ(タウト)】【震え(タウブ)】はマンガだと第4話でハイデマリーの【生成(ゲイネ・レーレン)】された【氷槍(イース・スピア)】に対して付与されます。一コマだけだとなんのこっちゃってなりますけど、強化された氷槍は音速でチュン!っと高音を鳴らして敵に着弾。敵は一瞬で串刺しです。じつはこのエピソード、漫画オリジナルなんですよね。小説版だとギルドは薄いってすぐにラビリンスいって索敵→守備部隊に付与って流れなので。

私もこの付与魔術好きなんですけどマンガのシーンを見てますます好きになりました!必殺技みたいな、この【固まれ(タウト)】【震え(タウブ)】迷宮(ラビリンス)が小説版でようやく登場するのは階層主(ボス)の襲撃に備えて、象徴詠唱で氷属性の魔法(そのなかでも氷雷槍)に特化したバフをかける瞬間にも登場します。マンガだと12話で、小説版だと22話「戦略」

そしてこのあとめちゃくちゃ激しい、息をのむようなボスバトルが待ち構えており、一回は勝利するんですがそこからが迷宮(ラビリンス)の悪夢。絶体絶命になったナキベラムと追い詰められたヴィムがある能力を発動することで、ボスを追い詰めるけど廃人一歩手前になるっていうハラハラするシーンがあるのですが、それはぜひ、原作のなろう小説か、全話無料で読めるアプリのがうがうで読んでみてください!